どんなに追いかけても 手が届かないから 辛くて辞めたくなる でも好きだよ 世界一好きだよ 誰よりもあなたが好きだし 誰よりも私が好き 伝わらなくてもいーんだ これが君と僕の関係 この距離がベスト この距離だから 好きが止まらないのかな 好き好き好き あ…

お昼ご飯は 冷蔵庫で眠っていたチョコ 固くて甘くて 冷蔵庫の匂いを纏ってしまった 体温でとかして 少しずつ食べやすくしていく 不摂生な自分が好きだけど 本当はちゃんとしたお昼ご飯が 食べたい気分だった 甘いなぁ〜、 甘くて気持ち悪い そういや 高校時…

意味のわからない歌詞 共感するなんて適当なことを言って 涙を流す真似をする その涙が海となり 水蒸気となり 青空に吸い込まれ 雨となって還元される 負の感情は 水と同じ 浄化されたと思えば どうしようもなく溢れる 己の力で防ぐことは 不可能だ 泣き止む…

私の好きな人がそう言った トラウマには原因がある それを紐解いてあげることで トラウマが軽減されるとか 私の場合 トラウマというより とても懐かしい記憶が蘇った 3年前の春 着慣れない制服に包まれて その中で 初めて合わせる顔 茶色のふわふわとした髪…

夕焼けの教室 静寂の中に響く 二人だけの笑い声 夢にまで見た光景 西日に照らされる君の横顔を 張り裂けそうな心臓を抱え 僕は愛おしい気持ちいっぱいで見ていた そんな僕に気が付く気配もなく 君は希望に満ちた輝く近い未来に 思いをはせていた 天を向く長…

昼下がり カーテンから差し込む傾き始めた太陽 お腹には薄手のブランケットが一枚 静寂 目を閉じると 色が見えた 朱色のような橙のような ほのかに温かい 部屋に夕焼けが差し込む シャボン玉の音楽が １７時を告げた 寂しい夢を見た 涙が流れた 瞬く間に 十…